広場に固執する「出羽守・デモの守」と似非インテリ

斬首後、革命派によって民衆に示されるルイ16世の首
革命広場(現コンコルド広場)で斬首後、革命派によって民衆に示されるルイ16世の首
By Georg Heinrich Sieveking - http://www.uncp.edu/home/rwb/louis16_execution.jpg, Public Domain, Link

でわのかみ【出羽守】の意味 – goo国語辞書

2 《連語「では」と「出羽」をかけて》「海外では」「他業界では」のように、何かにつけて他者の例を引き合いに出して語る人のこと。多くは揶揄 (やゆ) の気持ちをこめていう。

タイトルは「でも」+「デモ」で「デモの守」としたが、基本の「でもの守」につゐてはこちらをどうぞ。

Dewanokami

他の主要ニュースも気になるところだが、昨日読んだTogetterまとめ。
タイトルに「広場ノイローゼ」とつけようと思つたが、やめておいた。
いつものやうに面倒臭いので、解説抜きで気になつた点を走り書き。
(かなり説明不足なれども、リンク先を読めばご理解頂けるかと。)
なぜ日本には広場がないのか – Togetterまとめ

「広場」のない日本の街、「広場」のあるヨーロッパの街 – Togetterまとめ

(※ コメント欄より、わかりやすい概要と反論)

日本人が政治主張しない一因は広場が無いことにある!こうなったのも全部為政者の陰謀なんだよ!」「な、なんだってー!?」

(※ある意味ファイナルアンサー)
かぶれてる~

・さて、天安門広場があるから中国は日本より民主主義的なのだろうか?あるいは広場があっても戦車が乗り込んでくるようでは駄目なのか?

・日本には寄合があったし、強訴、一揆と民衆を煽動する政治的な動きもかつてはあったので、「空間が無い=政治活動が現れない」というのには同意しかねる。ヨーロッパは中世以降都市を築く段階で権力側が広場を作ったんだし、もともと民衆が集まってデモする場所として準備されたわけではない。日本は戦後も立てこもったり燃やしたりしていので、日本で空間の無さから政治活動が起こらないのではなく、その過激さ故に嫌気されて不満が運動や下からのうねりとして派生し辛くなったという歴史的な経緯によるものなんじゃないかな

・また、パリの場合、権力側が土地を無理矢理収容して都市開発をしています。東京では関東大震災後、後藤新平がパリを参考に東京の再開発に着手しましたが、中小の土地所有者からの反発が強くて中途半端に終わりました

・したがって、何故広場がないか?という問いには、「必要性が低く、また、政府がより強権的ではなかったから」というのが答えになると考えています

他のツツコミどころにも既にツツコミが入つてゐたし、東京だと後藤新平の帝都復興計画を思ひ出したのでコメントしようと思つたら、転載したやうに他の方(れて氏)が要領よく賢明なコメントをしておられたので、後半に資料のみ掲載しておく(それにつけても、空港にしろ、米軍基地にしろ、その他の公共施設にしろ、土地の確保が大変なのはデモが好きな人ならよくよくわかつてゐると思ふのだが…)。

ただ、「ミラノ」につゐて語つてゐる人の
民主主義なんか島国にない、これだけですよ、私が言いたいことは。
この一言ににつゐてはまだコメントされてないやうなので、ヒントのみ。

島国一覧 - Wikipedia

イギリス 島国 - Google 検索
(「ある英国人の「立憲君主制」擁護論/階級闘争」の転載記事に出てくる「イギリスは共和制国家よりも民主主義のレベルが低く、自由度も劣る」といふ思想の持ち主もゐるやうだがしかし。)

しかし、「ミラノ」のどうでもいい遊園地の話はダラダラ載せておきながら、「ミラノ」様と「ヨーロッパの市場と言いますか、platzが分からない人にいくら言ってもしょうがない」様との「違ひのわかる俺様」同士の対話を省いてゐるのは何故なのか。
何にせよ、そこまでいふなら、くさすだけでなく、他の日本人にもわかるやうに説明すればいいだけの話ではないのか。
日本語で読める参考資料も結構あるし↓

ヨーロッパの都市形成 - Google 検索

ヨーロッパの都市計画 - Google 検索

都市計画 - Wikipedia

とにかく民主主義だの広場だのといつた用語の定義も、日本や諸外国の歴史、文化、法律その他関連事項の地道な検証もせず、データも甚だ不十分なまま、海外・日本に対する中途半端な知識といふよりももはや単なる「イメージ」だけに基づいた妄想や推測の羅列、または結論ありきの議論ならぬ妄想になつてゐるやうに感じたので、もつと落ち着いて頂きたいし、さういふ幼稚な政治論も怖いといふより危ないんだが。
(「民主主義」ではなく、「デモ」そのものやそれに類する抗議活動と広場につゐてのみ論じるなら一考の余地もあらうが、あまりにも短絡的、表層的、形式的。といふかデモ=民主主義・デモの頻度や規模=民主主義「度」の指標なのか、この人達にとつては。)
失礼ながら、かういふ一見「知的」なやうで実は「病的」な単なる「思ひつき政治ポエム」に安易に釣られて感心または賛同する人々の思考回路も如何なものか。
でもつて、何かこれを思ひ出した(笑)。

ええじゃないか - Wikipedia

同調圧力とは - Google 検索

また駅周辺の話につゐては、ピストル堤強盗慶太の略伝を思ひ出し、「もつと現実を見るべき」と思つたところで、原武史(※)の著書を持ち出したり、著書の感想記事へのリンクをはつてゐる人も見つけたが、あれだけでは何とも言へない。
大体、「エジプト革命でのタハリール広場の政治性」とか言はれても、それ以外のエジプトの現実をよ~くみて考へてみると、「それが何?」になるわけで。
エジプト革命 - Google 検索

(※) Wikipediaでは以下のやうな記述もあるとはいへ、世界各国の都市計画・都市開発(や土地開発)の専門家ではないやうだし。
原武史 – Wikipedia

原 武史(はら たけし、1962年8月29日 – )は、日本の政治学者、放送大学教授、明治学院大学名誉教授。専攻は、日本政治思想史。近現代の天皇・皇室・神道の研究を専門とする。また、「鉄道」や「団地」や「広場」の研究を進めるなかで、抽象的な言説ではなく、具体的な場所に着目する「空間政治学」を提唱している[1]。阪急電鉄の小林一三、東急電鉄の五島慶太、西武鉄道の堤康次郎といった鉄道事業家たちに強い関心を示している

【その他の関連まとめ】

未読のもの含む。

「国会前デモ」は広場のない国・日本での初めての広場だった?専門家語る – NAVER まとめ

日本には「民衆が集まることのできる広場」がない!?ネット上で議論に - NAVER まとめ

東京でソウルのような大規模デモが起きない理由は「場所の問題」 - Togetterまとめ

尚、「ミラノ」さんは、自分の個人的問題に関してこの記事をリツィートしてゐたが、広場だの民主主義だのといつた他の件に於ける日本に対する自分自身の言動にも当てはめられたし。
(また他人事ながら、デモだの民主主義だのを語るよりも先に『毒になる親』に書いてあることでも実行したらどうかと思はざるを得ないものをば感じた。)

「ステレオタイプ脅威」って何?→悪いステレオタイプのせいで試験成績が下がってしまう脳機能です。 – Togetterまとめ

【後藤新平】

後藤新平 – Wikipedia

震災復興再開発事業 – Wikipedia

パリ改造 – Wikipedia
関東大震災から東京を復興させた 「国家の医師」後藤新平 | 月刊「事業構想」2015年2月号

昭和天皇は、自ら体験した関東大震災の60年後に、つぎのようなお言葉を遺している。「震災ではいろいろな体験はありますが、ひとことだけいっておきたいことは、復興にあたって後藤新平が非常に膨大な復興計画を立てた。もし、それがそのまま実行されていたら、おそらく東京の戦災(東京大空襲)は非常に軽かったんじゃないかとおもって、いまさら後藤新平のあのときの計画が実行されなかったことを非常に残念におもいます……」

新平の帝都建設の狙いは、江戸の歴史をひきずってきた非近代的都市を「燃えない近代都市」につくり変えることにあった。「民」代表の渋沢栄一も、「大東京の再造には、武門政治的(軍事的)な都市でなく、商業本位の都市にしたい」と新平を全面的に後押しした。しかしそれは焼土をすべて買い上げたうえ、そこに全面的な「区画整理」をほどこし、広い街路や公園や不燃の建造物を建設するというものだった。そのためには、地主たちからは1割の土地を供出させる必要がある。当時大きな勢力をもっていた地主たちが納得するはずはなかった

日比谷公会堂のある日比谷公園も「広場でデモり隊」には狭いから不満らしいが、もうちよつと誇りを持つて頂きたいものである。
都市計画の父 後藤新平 | 月刊「事業構想」2013年11月号

この構想は東京市長時代の東京市政要綱を下敷きとして人間生活中心の都市論が貫かれ、近代的な生活を目指した不燃建築の同潤会アパート、吾妻橋、駒形橋、言問橋、厩橋など、隅田川を橋の博物館とした鉄製の名橋、日本初の海辺公園と言うべき横浜の山下公園、日本初の川辺公園となった東京の隅田公園など多くの公園、市民が集い議論する日比谷公会堂など、人間中心の各種都市施設が震災復興でつくられた。

後藤の復興計画は当初の計画に比べると大幅に縮小されている。各地の地権者が減歩(所有地の一定割合を道路など公共用地のために拠出する)を伴う区画整理に猛反対したからである。復興事業の予算も10分の1にまで削られた。

こんなのもあつたなあ。

日比谷焼打ち事件 - Google 検索

日比谷焼き討ち事件の概要

それから、「広場」の有無なんかより、これを思ひ出すべきではないだらうか。
(加へて、日本人の労働時間や労働形態だとか、考慮すべきことはもつと他にあるだらうに…しかし、労働問題でも何でも日本の左翼はドサクサに紛れて余計な主張までぶち込むから、万人受けしなくなることも併せてよく考へて欲しい。これは最近の右翼にも言へることだが。)

しらけ世代 - Wikipedia

日本の新左翼 - Wikipedia

日本の学生運動 - Wikipedia

Category:連合赤軍 - Wikipedia

Category:日本赤軍 - Wikipedia

この他にも多数の事件を起こして一般人まで巻き込んでたし(私はどこかのサイトで一覧を見て驚愕した)。
あさま山荘事件 - Wikipedia

浅間山荘事件から45年。視聴率90%、日本中が息をのんだ瞬間(画像集)

成田空港問題 - Wikipedia

「過激派」といわれた新左翼系セクトの友人が、突然アパートに泊まりにきた夜。 | STORYS.JP

【「皇居前広場」につゐて】

原武史を持ち出してゐる人曰く、日本で政治性が顕になる時があるとすれば皇居前広場が群衆で埋め尽くされる時かとあつたので。
だが、がらんとして人影のない皇居前広場は戦後日本が失った何かを象徴しているといふのには、さすがに吹き出してしまつた。
「日本」ではなく「アカ」が自業自得で失つた何か、の間違ひではないのかと。
とにかく、まとめ内かそのコメント欄でも指摘されてゐるやうに、正確には「広場」派から却下されてゐる(※)「公園」の中の広場だし、未だあそこにこだはる人達の怪しくも暴力的にさへ感じられるセンスといふか思想信条歴史から学習する能力の欠如にも感心できない。
(※「ミラノ」さん曰く公園は公園。広場は広場。だつてさ。)

皇居前広場ー東京の公園
皇居外苑 - Wikipedia

皇居外苑(こうきょがいえん)は、東京都千代田区にある国民公園、および、同公園に由来する千代田区の町名である。

概要


皇居外苑は厳密には1969年(昭和44年)に開園した北の丸地区(北の丸公園)と皇居前広場の皇居外苑地区、それに皇居の周り濠に沿った皇居外周地区を総括的に指すが、通常は皇居前広場を中心とした地区を指す(本項ではこれを扱う)。都市計画法第11条(都市施設)に基づく名称は、北の丸公園、日比谷公園と合わせて「東京都市計画公園第5・8・23号中央公園」である。広大な広場のほかに、桜田門二重橋といった日本を代表する歴史的にも貴重な建築物を見ることが出来る。

入苑は無料。広く開放されており開苑・閉苑の概念自体ない。

歴史


元々は皇室苑地であったところを戦後、国民公園として開放することが閣議決定され、1949年(昭和24年)に開園。広大な芝生黒松の木を中心とした皇居前広場に、巨大な噴水を上げている和田倉噴水公園など都心で数少ない安らぎの空間となっている。1971年(昭和46年)に当時の厚生省から環境庁(現:環境省)に管轄が変わった。東京都内の観光ツアーの訪問地の代表格でもあり、海外からのも含め観光客の姿も多い。

皇居に接している場所ということもあり、多くの事件・出来事が起こった。


地域


公園というが遊具などはなく、広場の散策や江戸城の歴史に触れる憩いの場として見る向きが強い。また、皇居に隣接している性質上、皇宮警察警視庁の監視がある。

  • 皇居前広場 - 皇居外苑の代表的な広場。非常に広大な広場で、都心とは思えないほどのとても開放的な雰囲気である。砂利の部分と、芝生と黒松が植わっている広場からなる。周辺の丸の内日比谷オフィスビルが一望できる。広場の間を内堀通りが縦貫している。皇紀2600年を記念して現在の姿になった。戦後、左翼勢力により「人民広場」と称された時期もあった関東大震災の際には、避難民のテント村が形成されたことがある。

【余談】

記事内容に直接関係はない?が、「ミラノ」で思ひ出した。
イタリアのショーペロ(ストライキ)や、幅を利かせすぎて公共の利便性や文化や芸術面にもマイナス作用をもたらしかねない(といふかもたらしてゐる面もある)労働組合のセコいといふか何もそんな細かいところまで…みたいな要求、ああいふのも現地在住日本人妻の生活実感溢れる感想や意見をきくと、やはり何事もバランスが大事だとしか思へない(泣笑)。
しかして、「ショーペロ」は、イタリア(主にローマだが)の話の中に頻繁に出てくるので、すぐに覚えた単語でもある。

ショーペロ - Google 検索

重要!ショーペロ(sciopero)って何? | イタリア旅行満喫ガイド

それから、「天皇制」なるものを打倒して、共和制にしたがる人達も、「世間知らず」ならぬ「世界(特に共和制の国の実態)知らず」が多いのではないかと不安になつてきた。

こちらに書いてゐるやうなことも含めて。
女性が輝く社会・移民・「出羽守」・エスペラント

話を戻して、フランスだけど、「ストライキ」といへば、『地下鉄のザジ』。


あと、これかな~(笑)。

ゴルゴ13 ブービートラップ - Google 検索

つゐでだから、フランスの「広場」の例。

バスティーユ広場 - Wikipedia

コンコルド広場 - Wikipedia

悲しすぎる世界遺産、フランス「コンコルド広場」って知ってる? | wondertrip
ルイ16世 (フランス王) - Wikipedia

1793年1月21日午前10時22分、シャルル=アンリ・サンソンの執行により革命広場(現コンコルド広場)でギロチンで斬首刑にされた。これに先立って、革命前に「人道的な処刑具」としてギロチンの導入が検討された際、その刃の角度を「斜めにするように」と改良の助言を行ったのはルイ16世本人だった。

大デュマは処刑当日の様子を次のように記述する。
朝、二重の人垣を作る通りの中を国王を乗せた馬車が進んだ。革命広場を2万人の群集が埋めたが、声を発する者はなかった。10時に王は断頭台の下にたどり着いた。王は自ら上衣を脱ぎ、手を縛られた後、ゆっくり階段を上った。王は群集の方に振り向き叫んだ。「人民よ、私は無実のうちに死ぬ」。太鼓の音がその声を閉ざす。王は傍らの人々にこう言った。「私は私の死を作り出した者を許す。私の血が二度とフランスに落ちることのないように神に祈りたい」。
という、フランスへの思いが込められた一言だった。

Wikipediaだらけで恐縮だが、世界の主な広場一覧。

広場 - Wikipedia

それから、まとめのコメント欄でフランスの話が出てゐたので、広場ではなく、大通りでのデモ行進の様子など。

ほぼ日刊イトイ新聞 - バブー&とのまりこのパリこれ!
「フランスはデモとストライキの国?!」)


最後に、デモにつゐて。

日本語版。
デモ活動 - Wikipedia

英語版。
Demonstration (protest) - Wikipedia
(Not to be confused with Protest - Wikipedia.)

フランス語版。
Manifestation — Wikipédia

しかし、皇居前広場で何かやらなきや気がすまない人達の「デモ」なるものは、デモリション(demolition)の略だとしか思へなくなつてきたなあ(泣笑)。

demolitionの意味 - 英和辞典 Weblio辞書
demolitionの意味・用例|英辞郎 on the WEB:アルク

demolition
【名】
  1. 〔爆発物による建物などの〕取り壊し、破壊、爆破

  2. 滅亡、全滅、破滅

  3. 《demolitions》爆発物

オマケ。

デモクラシーと民主主義の違い

民主主義 - Wikipedia
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